メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

しじみを食べると下痢になるのは何故!?

必須アミノ酸の抜群の含有バランスや、様々なミネラル・ビタミンなどの有効成分を持つことから、肝機能や免疫力向上、美肌効果などで知られるしじみ。
しかし、そんな栄養の塊であるしじみを食べると下痢になるとも言われています。

下痢になるのは何故なのでしょうか。
しじみにはたくさんの栄養素が詰まっており、それぞれがとても有用に働いています。

肝臓の働きを助けてアンモニアの解毒を促進する「オルニチン」。
肝機能を高めて疲労回復や血圧の正常化、コレステロールの抑制に役立つ「タウリン」。
酸素の運搬や細胞呼吸、筋肉中の構成要素として酸素を貯蔵するなどの役割を果たす「鉄」。
骨や歯を作り、筋肉と神経の働きを調整する「カルシウム」。
他にも中枢神経機能の維持や脂肪代謝に役立つ「ビタミンB群」や、アンチエイジングのビタミンとも呼ばれる「ビタミンE」など、有効成分は枚挙に暇のないほどです。

その中でオルニチンに関しては肌荒れや胃腸の不調などの副作用が、タウリンには吐き気や下痢などの副作用がそれぞれあります。
オルニチンの起こす胃腸の不調がきっかけとなって、タウリンの副作用である吐き気や下痢に繋がると考えられます。

もちろん、サプリメントなどで用法や用量をしっかりと守って摂取する分には、副作用はほとんど起こらないとされます。
しかし、食べ過ぎると鉄過剰症や、カルシウム過多が引き起こす結石などの症状が出ることがあるので、身体に良いからと多量に摂取することは避け、十分に注意しましょう。

トップに戻る