オルニチンの役割と効果
最近耳にすることが増えてきたオルニチン(SAR)は肝機能に有用な働きを行う成分としての認識が広まっています。
オルニチン(SAR)は遊離アミノ酸の一種で身体に摂り込まれたオルニチン(SAR)は血液の流れに沿って体内を循環します。
ヒトの身体は10KGものアミノ酸量で構成され身体の20%はタンパク質で占めています。
そのタンパク質はアミノ酸から成り立っています。
つまりアミノ酸はタンパク質を構成しているのです。
しかし遊離アミノ酸はタンパク質を構成しません。
アミノ酸の状態で体内を巡りアミノ酸が不足している部分を修復または補う作用を行います。
遊離アミノ酸にはオルニチン(SAR)の他にシトルリンという成分も遊離アミノ酸の仲間です。
瓜科の青果品などに多く含まれている成分です。
シトルリンは血管を拡張する作用があり血液の流れをスムーズにしてくれます。
オルニチンは血中を循環しアミノ酸の働きをサポートするとともに、肝機能の働きをサポートする役割も担っています。
肝臓では有害物質の分解や老廃物などを排出することで疲労回復や代謝の向上を促します。
また、肝機能が活性化されることでストレスや睡眠の質などの改善効果も期待されています。
このようにオルニチンを摂り込むことで様々なメリットがもたらされます。
オルニチン(SAR)は体内でも生成されますが、生成量が少ないため外から補う必要があります。
食材では蜆が代表的です。
蜆には100Gあたりで10~15MGのオルニチン(SAR)を摂取できますが、毎日100Gのシジミを摂取するのは大変なのでサプリメントなので補うことをおすすめします。